新しい薬が誕生するまで

新しい薬が誕生するまでには、10~20年の歳月と膨大な費用がかかります。まずは化学合成や植物、土壌中の菌、海洋生物などから発見された物質の中から抽出され、次に試験管の中での実験や動物実験により、病気に効果があり、人に使用しても安全と予測されるものが「くすりの候補」として選ばれます。この「くすりの候補」の開発の最終段階では、健康な人や患者さんの協力によって、人での効果と安全性を調べることが必要です。こうして得られた成績を国が審査して、病気の治療に必要で、かつ安全に使っていけると承認されたものが「くすり」となります。