治験とは?

新しい薬が厚生労働省の承認を得て、広く一般の患者さんに使われるようになるには、その薬の効果と安全性を確認することが必要です。そのために、あらかじめ臨床試験を行って多くの患者さんに使用していただき、その効果と安全性を詳しく調べます。このような臨床試験を「治験(ちけん)」といい、治験に使用する開発中の薬を「治験薬(ちけんやく)」といいます。現在販売されている医薬品は、多くの方々に参加いただいた治験によって効果や安全性が確認され、厚生労働省で審査を受けて販売の許可が与えられたものです。


私たち自身が或いは家族が、また世の中の多くの人々が、病気で苦しんだり、悩んだりした時に、効果のあるお薬と出会えた時には、「くすり」はとても有り難く感じるものです。病気で苦しんでいる多くの患者さんが新しい画期的な薬を待ち望んでいます。


現在、日本では、海外で既に4~5年も前に承認され使用されている薬が、日本ではまだ使えないお薬が数多くあります。現在、厚労省では、これまでの日本での治験が、時間と費用がかかり過ぎる現状を打破し、海外と同時によい薬を早く使用出来る様にする為の国際共同治験を推奨しています。