甲状腺外来

Thyroid Outpatient

甲状腺とは・・・

甲状腺は、のど仏よりも少し下にある3~4cm ほどの臓器で、甲状腺ホルモンをつくり身体のエネルギーを調整しています。
ホルモンバランスが崩れると色々な症状が現れます。妊娠や胎児への影響があることもあります。
また、腫瘍(良性・悪性)ができやすい臓器のひとつです。

こんな症状や思い当たることはありませんか?

  • 甲状腺が腫れている
  • 甲状腺付近に痛みがある
  • 動悸がする
  • 家族に甲状腺の病気の人がいる
  • 妊娠・出産後から体調が悪い
  • 不妊症
  • 手が震える
  • 声がかすれる
  • 疲れやすい

上記の症状がある場合、バセドウ病や橋本病といった甲状腺の疾患かもしれません。
当院には甲状腺専門医が常勤していますので、「おかしいな」と感じたら、まずはご相談ください。

主な甲状腺疾患

バセドウ病

動悸、息切れ、疲労感、手の震え、食欲増加、体重減少、汗かきなどの症状があります。
不妊症・流産の原因になることもあります。
20~30代に発症が多く、ほとんどの人に持続的な動悸や手の震えが現れます。
内服薬・放射線治療、甲状腺摘出術のいずれかにより症状は改善し安定した生活が送れます。

橋本病(別名:慢性甲状腺炎)

疲れやすい、動作が緩慢、体重増加、かすれ声、脱毛、生理不順などの症状があります。
不妊症や流産の原因になることや妊娠中の胎児に影響を及ぼす事があります。
40~50代に発症が多いため、更年期症状と間違われやすい病気です。
甲状腺ホルモン薬内服で症状は改善し安定した生活が送れます。

亜急性甲状腺炎

首の痛みや高熱を認め、一時的なホルモン増加の症状が出る事もあります。
内服薬で対処し炎症が治まるのを待ちます。

甲状腺腫瘍

多くは痛みを伴わず偶然見つかることが多いのですが、急な痛みや腫れで見つかることもあります。
手術や放射線治療の必要に応じて他病院への紹介を行います。

診療内容

定期的に血液検査などを行い、その結果に基づいて必要な治療を行っております。
その他必要に応じて『甲状腺エコー検査』や『甲状腺穿刺吸引細胞診検査』を行い、手術が必要な場合等は病診連携をとっている浦添総合病院やご希望される病院への紹介も行っております。

甲状腺外来 初診の方へ

予約は出来ません。
下記の診療時間内(甲状腺専門医:幸喜毅先生の診療日)にお越しください。

【午前】08:00 ~ 11:00
※診療開始は 09:00 ~

× ×

【午後】13:30 ~ 16:00
※診療開始は 14:30 ~

× × × ×

※ 幸喜先生の学会等による臨時の休診日についてはこちらからご確認いただけます。受付時間・休診情報 >>
【待ち時間について】
 甲状腺外来は大変混みあっております。
 検査結果が出るまでにお時間がかかります。
 約2時間前後、待ち時間がありますので、お時間に余裕をもってご来院下さい。