よくある質問
外来診療
外来診療に関するよくある質問
- 睡眠時無呼吸症候群 と 検査
- CPAP
- 診察・会計
睡眠時無呼吸症候群 と 検査
診察にかかる時間は、院内の混雑状況によって変動しますが、1時間半~2時間ほどです。
検査なしで初診料のみの場合の費用は1,000~2,000円前後です。睡眠時無呼吸症候群の合併症の評価のため、いくつか検査を行う場合は別途費用がかかります。
(最近受けた健康診断や人間ドックの結果をご持参いただければ、必要な検査のみ行います。)
PSG検査、その他検査の詳細な費用は【睡眠検査料金表】をご覧ください。睡眠検査料金表 >>
まず初めに、睡眠で困っていることや生活習慣に関するいくつかの質問をタブレット端末にて回答し、それをもとに、看護師の問診と医師の診察を行います。
医師が必要と判断した場合は、血液検査や肺機能検査などを行うこともあります。
PSG検査を受ける方は、検査内容や入院準備に関するビデオを観た後、詳しい入院の説明があります。
PSG検査(ポリソムノグラフィ)は、十数種類のセンサーを全身に取り付け、睡眠状態や無呼吸の程度を判断し、睡眠時無呼吸症候群の確定診断を行うための検査です。
それぞれのセンサーで、睡眠の深さ、覚醒する頻度、無呼吸状態の頻度・種類、体内の酸素濃度の低下、いびきの有無、脚の動きや体動などが分かります。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の原因は主に、顔面頭蓋骨の形状によるため、基本的に完治することはありません。しかし、体重の増加によってSASが重症化している場合は、減量とCPAP治療を継続することで症状を改善することが出来ます。
SASは完治を目的とするのではなく、SASによって将来引き起こされる可能性が高い、高血圧や心疾患などの合併症を予防し、QOL(生活の質)を高めることを目的として治療する疾患です。
SASが重症と診断され、CPAP治療を開始した場合は、健康保険で診療を続けるため必基本的には毎月一度の外来受診が必要です。
※CPAP治療を遠隔モニタリングで行う場合、またはオンライン診療で行う場合は三カ月に一度の外来受診が可能となりますが、適応には一定の条件があります。
詳細は【CPAP治療】のページをご確認ください。CPAP治療について >>
睡眠時無呼吸症候群(SAS)が軽症と診断され、マウスピース(PMA)治療の適応となった場合、作製後は毎月受診の必要はありません。しかし、SASは加齢や体重増加など様々な原因で進行するため、定期的に受診していただき、フォローアップが必要となります。
小児でも睡眠時無呼吸症候群(SAS)になります。その多くは、リンパ組織のひとつである扁桃やアデノイドの肥大が原因で発症します。治療せず放置すると、眠気のため学業への影響や、成長障害などが起こることがあります。
事前にご案内事項がありますので、お電話にてお問合せください。
初診の場合はご説明に10分ほどお時間を要します。
※SAS、CPAP治療について更に詳しく知りたい方は以下のサイトもご参照ください。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)net | フクダ電子
CPAP
口を開けて眠っていませんか?
開口していると鼻から送った空気が口から抜ける為、喉が渇きます。
口にテープを貼って開かないようにしたり、開口防止の専用ベルトを使用したりする方法があります。
気になる方は受診時にご相談下さい。
お部屋の空気は乾燥していませんか?
空気が乾燥する冬場やエアコン(クーラーや暖房)の中でCPAPを使用すると口渇の原因になります。
お手持ちの加湿器を使用したり、部屋に濡れタオルや洗濯物を干したりして加湿しましょう。
それでも改善しない場合は加湿器付きCPAPへ変更することも可能です。受診時にご相談下さい。
部屋が冷たくなっていませんか?(冬場や冷房の使用により)
CPAPは部屋の空気を取り込んでマスクへ風を送る為、部屋の温度を調整して下さい。
冬場は暖房や加温加湿器を使用したり、冷房使用時は温度を上げたりすると良いです。
ホースを布団の中に入れたり、布を巻いたりすることで空気の冷たさが軽減することがあります。
① CPAPを始めたばかりで慣れない
CPAPに慣れるまでは息苦しいという方が多いです。
CPAP作動後はゆっくり2~3回深呼吸をしてみましょう。
この時は口を開けずに鼻から呼吸する様に心がけましょう。
それでも息苦しい場合は圧が合っていないかもしれません。
データを確認しながら圧変更をするのでCPAPを持参の上ご相談ください。
② CPAPの作動直後が苦しい
ランプ機能を設定すると解決するかもしれません。
ランプ機能とは、設定時間内で徐々に設定圧まで上げる機能です。
設定したい方は一度ご相談下さい。
③ 息を吸う時は問題ないが吐く時が苦しい
呼気リリーフ機能を設定すると解決するかもしれません。
呼気リリーフ機能とは、息を吐き出す際に圧力を減少させ、息を吸い込む際には処方圧に戻る機能です。
設定したい方は一度ご相談下さい。
原因として以下が考えられます。
・吐いた息を逃がすための排気口からの空気漏れや音(圧が高い人ほど音が大きく感じます)
・マスクに亀裂がある、パーツが外れている
・ベルトが緩すぎる、締め付けすぎている
気になる方はマスクとベルトをご持参の上、ご相談下さい。
マスクの装着方法に問題はありませんか?
違和感だけでは伝わりにくいので、CPAPを持参の上直接ご相談下さい。
ベルトを調整してみましょう。
締め付けすぎるとシリコン部分が潰れ、逆に空気が漏れることがあります。
又、顔にマスクやベルトの跡がついてしまうのでベルトは適度(指1本が入るぐらい)に締めて下さい。
マスクには吐いた息が溜まらない様に排気口があります。
マスクの種類にはよりますが、鼻の上辺りに排気口があるものが多いです。
気になる点、調整が上手くいかない等がある場合はCPAPを持参の上ご相談下さい。
原因として以下が考えられます。
・マスクが正しく装着できていない
・マスクやベルトの種類・サイズが合っていない
・圧が弱い(又は強い)
・鼻づまりがある
CPAP一式を持参の上、ご相談下さい。
ティッシュやガーゼを鼻の上に載せ、その上からマスクをして下さい。
直接目の方へ風が当たらず、空気漏れも防ぐことができます。
それでも空気漏れが有る場合はマスクが合っていない可能性もある為、CPAPを持参の上ご相談下さい。
マスクのベルトを締め付けすぎていませんか?
ベルトは適度(指1本が入るぐらい)に締めて下さい。
マスクは清潔にしていますか?しっかりお手入れをしましょう!
毎日:アルコールの入っていないウエットティッシュで拭く
週一:水の中に中性洗剤(食器用洗剤)を入れ、浸け置き洗いする
ラテックスアレルギーの反応かもしれません。
ラテックスフリーのマスクもありますので、一度ご相談下さい。
CPAPの振動や作動音です。
気になる方は下記の方法をお試しください。
・CPAPを頭から出来るだけ離して置く
・機械の下にタオルや座布団を敷く
・機械の上にタオルをかける
・箱をかぶせる
※フィルター部分を塞いでしまうと熱がこもってしまうのでご注意下さい
不良品の可能性もあるので、気になる方は一度ご相談下さい。
体調が悪い時は無理をせず、体調が良くなってからご使用下さい。
症状によっては投薬、鼻炎薬、鼻洗浄液(生理食塩液)にて改善できます。
又、耳鼻科へ紹介することもありますので医師へご相談下さい。
部屋の気温が低いため、送られてくる空気がホース内で冷やされてマスクに到達した時には水滴としてマスクの内側に付着します。
冬場は部屋を暖房器具で温める、夏場はクーラーの温度を上げるを実践してみて下さい。
又、ホースに乾いた布を巻き付けて冷やさないようにすることも効果的です。
天井やベッドのヘッドボードからホースを吊るすようにするとホースの重みがかからなくなり、寝返りがしやすくなります。
ただし、吊るす場合には首にホースが巻き付かないような位置に設定するよう注意しましょう。
ご自分のベッド(寝床)の形に合わせて工夫してみて下さい。
寝ている間に空気を過剰に吸い込んでいる可能性があります。
圧を調整すると解決することもありますのでご相談下さい。
ホース側に他の部品が繋がっていませんか?
又はマスクの部品が紛失していませんか?(マスクやホースを新品へ交換した際に多い事案です)
年一回は新品と無償交換します。
破損した場合は交換しますので、破損したマスクやホースを持参の上来院下さい。
ただし、頻繁に破損、交換の場合は有償交換となることがありますのでご注意下さい。
当院のCPAPとして登録してから約5年後になります。
交換時期が近くなった時にはお知らせします。
CPAPを始めたばかりの方
→ 半年程度はマスクや圧の調整があるので毎回持参して下さい。
順調に使用できている方
→ データカードのみ持参することも可能です。(遠隔対応機種をご使用の方は手ぶらで来院も可能)
以下の場合は持参下さい。
・前回の点検から一年以上経過している
・機械の音が大きい / 電源が入らない
・マスクから空気が漏れている
・無意識にマスクをはずしている
・圧が強く / 弱く感じるようになった
・以前よりも眠気が出てきた
・マスクやホースが破損した
いびきや無呼吸は寝ている時に起こる症状ですので、基本的には就寝時毎日使用した方が良いです。
それが難しい場合は週5日以上、1日4時間以上を目安に使用して下さい。
無呼吸の原因が改善されない状態ではCPAPがずっと必要になります。
やせ型・顎が小さい・首が短いといった特徴がある方はCPAPを卒業することは難しいです。
肥満型の方は痩せることで無呼吸が改善しCPAPを卒業できることもあります。
その時は再検査を行い無呼吸が改善していることを確認しますので、主治医にご相談下さい。
正しく使用していても眠気などの症状が改善されない場合は圧が適切でなかったり、他の睡眠障害を合併していたりする場合も考えられます。
また、眠気等の自覚症状が無い方がCPAPを開始した場合、効果を感じられない場合があります。
ただし、高血圧や心筋梗塞等の合併症の予防・治療につながりますので、自己判断で中止はせずに必ず主治医にご相談ください。
可能であれば旅行先、出張先へ持参することが望ましいです。
機械が大きくて抵抗がある方は小型CPAPも貸出しているのでご相談下さい。
普段CPAPを毎日使用している方は2~3日の短期間であれば治療効果は残っている(いびきや無呼吸が減る)と言われているのでお休みしても良いと思います。
その際は横向きに眠りましょう。
楽しい旅行や出張でしっかり働くためには、良質な睡眠が大切です。
CPAPを使って睡眠をしっかりとりましょう。
当院でCPAP購入することはできません。
仲介もしていない為、直接業者へお問い合わせ下さい。
CPAPで使用するマスクやホースを自費で購入することは可能です。
種類が沢山あるので一度ご相談下さい。
診察・会計
初診の方は予約できません。直接2階受付へお越しください。
診察予約の変更はできません。キャンセルの場合も電話連絡は不要です。
予約の日に来院できない場合は、直接ご来院頂き、予約外での受診となります。
【院長の場合】
→ 予約制ではありません。受付順番での診察となります。
【その他医師の場合】
→ 予約なしでも受診可能ですが、予約の方が優先となります。待ち時間は外来状況によって異なりますので、お時間に余裕をもってご来院下さい。
※ 甲状腺穿刺、もの忘れ外来、動脈硬化検診は完全予約制となります。
※ 睡眠検査入院・マウスピースレントゲンのみ、お電話での変更が必要です。
自費でお支払いいただくことになります。原則、受診月の末日までに保険証の提示がありましたら保険へ計算を修正し、差額を返金致します。
社会保険手続き中の方で保険証が手元にない場合、資格証明書をお持ちの方は受付にて提出をお願いします。
※資格証明書:職場から発行してもらいます。
はい、ご相談頂けます。当院には患者様とご家族、医療関係施設との連携をはかるための専門の職員がおりますので、お気軽にご相談下さい。
【連絡先】098-870-6600
第1~4までございます。
第1駐車場 ・・・ 当院1階
第2駐車場 ・・・ 徒歩1分
第3駐車場 ・・・ 徒歩2分
第4駐車場 ・・・ 徒歩2分
詳しい場所についてはこちらをご確認下さい。駐車場案内 >>