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お知らせ

外来待ち時間についてご協力のお願い

外来患者さん・ご利用者の皆様へ

外来待ち時間についてご協力のお願い

 外来の待ち時間については、患者さんご利用者に大変ご迷惑をかけており、お詫び申し上げます。
待ち時間が長くなる理由については次のような経緯があり、ご理解を宜しくお願いします。
 名嘉村クリニックは、救急部門を併設した大病院や、専門疾患に特化するクリニックと違い、睡眠、呼吸器、糖尿病など専門領域を持ちながら急な発熱、状態悪化あるいは直ぐに受診を希望する患者さんや利用者をできるだけ受け入れる”困ったときに役に立つ”開業医として総合内科診療を目指してきました。
 もし、すべての診療施設が完全予約制になると大病院では救急外来がありますが、クリニックレベルでは、予約日以外に急に状態が悪くなった時や、事情により受診日の変更などに対応困難となり、受診できず困った状態になることもあります。医療では重症度や緊急性など患者さんによって異なり、他業種のサービスのように完全な順番制にすることは困難です。特に今回のコロナパンデミックでは、そのような傾向が顕著になりました。当クリニックは、そのような中でも不十分な点もありましたがワクチン接種外来や発熱外来を実施して、できる限り受け入れる態勢で臨みました。また通常の外来でも呼吸器疾患を専門としているために、急に変化する喘息や発熱などの患者さんをいつでも受け入れ治療できるようにしてきました。
 今まで待ち時間対策として、医師によって受診日は予約するが受診は時間予約ではなく受け付け順にする。別の医師は時間予約をして予約のない人はその間適宜診察するなど工夫してきましたが、不十分で、ご迷惑をおかけしています。

 現在、改善策として受診回数の適正化、オンライン診療、CPAPの遠隔モニタリングを推進しています。今後は患者さんのスマートフォンを使用した受付時間の調整や、インターネットを利用した受診前問診などを導入して、少しでも待ち時間を減らすようにしていきます。

 すべてのサービスに通じますが、医療では利用者の生死にかかわる問題もあり、双方の相互信頼が特に大切です。困ったときはお互いに譲り合い、助け合う信頼関係が成り立つように職員一同良いサービスを提供できるように努めます。昨今、日本社会全体に働き方改革(ワークライフバランス)の改善の取り組みがなされています。働きやすい職場にして患者さんも、職員も共によい状態になるよう努めます。
 受診される患者さんも月に1回、あるいは数か月に1回の受診日は自分の健康を振り返る日として時間的余裕をもって来診していただけるようお願いします。
 良い医療が提供できるように、今後とも患者さん利用者の声をお聞かせください。

2023年6月24日
名嘉村クリニック
院長 名嘉村 博

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